こぐまの多摩あるき武蔵野あるき

先日、確定申告に行ってきました。
※昨年から、八王子の確定申告会場は、
　八王子駅北口の甲州街道にあるダイエーに変わってます。

あまりブログでネガティブなことは書きたくないんですが、
顧客（＝市民や事業者）へのサービス精神が欠落し過ぎてて
がっかりしたので、改善してもらえたら嬉しいな、という、
あくまで、前向きな個人的意見として書かせて頂きます。

入口に、写真のような目的別に並ぶ列案内が掲示されてるんですが、
「確定申告をしたい」という漠然とした認識がない人にとっては、
どちらに並んだらいいのか自体が最初の疑問点になります。
（掲示の表記）
　左列「←申告書作成相談」
　右列「→申告書提出所」「→用紙配布所」

確定申告をするには、おそらく申告書をもらって、記入して、
提出するんだろうから…ってことは、右で用紙もらって、
左で作成（記入）して、最後にまた右に行くの？めんどくさいなぁ…。
掲示内容を間違えてんじゃないの？？

実際に、僕が会場に到着して案内の矢印を見てもわからなかったし、
9割の人（市民）は、入口に立つ係員に質問をしていました。

わかりにくい案内掲示なことに加えて、この場所に立つ係員は1人。
さらに、彼の説明も曖昧でわかりにくい。

別な人が、「サラリーマンは右」と言われているのを聞いたので、
「僕もサラリーマンなので右ですか？」と聞いたら、
「いや、確定申告の書類が欲しい人は右だけど、
そうじゃない人は左に並んで」との返答。

「いやいや、僕も確定申告の書類を持ってないんだけど…」
「申告書の作成だから、左で大丈夫。」

う～ん、申告書の作成には書類が必要だと思うんだけど、
ドッチがドッチなんだか、素人市民にはよく、わかりません。

あと、順番待ち、相談、資料作成、パソコン入力など、
1時間半以上、立ちっばなしでした。

順番待ちのスペースにはパイプ椅子が数個ありましたが、
当然ながら列が動く度に立ったり座ったりして移動しなければ
ならないわけで、全然意味なし。
お一人、立ったり座ったりを繰り返している年配男性がいましたが、
見てるとスクワットをさせられてるようで、非常に気の毒でした。

こんなこと、並ぶ人がどういう動きをするのかを、
少し考えればわかることですよね。
来年からは、せめて横長ベンチにして、
立ち上がらなくても移動しやすい工夫を考慮頂きたいものです。

さらに確定申告は、相談→パソコン入力と進んでいくわけですが、
個人別にブースやパソコンが用意されてるものの、椅子は一切なし。
長時間、立ちっぱなしやスクワット状態で並んだ挙げ句、
さらに、立ちっぱなしで作成作業をさせるんですか…。

僕は、まだ34歳なので、2～3時間立ちっぱなしでも耐えられますが、
八王子って若者しかいない町でしたっけ？
65歳以上の高齢者が、全人口の約20％を占める高齢化地域ですよね。

その高齢化地域・八王子市での確定申告会場の体制が、
こんなんでいいんでしょうか？


掲示物や椅子は「点」の話です。
根っこから、顧客サービス、市民サービスの姿勢を
改めて頂けることを、切に願います。


八王子市山田町在住の一市民より



追伸

申告書作成相談係の方、パソコン操作補助係の方、
多くの来訪者が次々に列を成す中、親切にご対応下さり、
大変助かりました。
その場でお礼ができなかった方もいらしたので、改めて、
「お世話になりました。ありがとうございます」