これが住みたいまちNo.1?吉祥寺の限界を感じちゃった

たまりば編集長こぐま(ジェイ・ライン株式会社 大熊雅樹)

2014年11月16日 21:00

先週、仕事で久しぶりに吉祥寺に行きました。
吉祥寺と言えば、毎年「住みたいまちNo.1」に選ばれる人気エリア。
僕にとっては、約6年間暮らした地元のような街でもあります。

引っ越し前後に、駅ビルの再開発があり、様変わりした吉祥寺を歩いて感じたのは、
「ここが本当に住みたいまちとして人気の場所なの?」という違和感でした。

まずは、北口ロータリーから駅ビルを眺めた景色。

以前は、駅ビルがロンロンというローカルな雰囲気満載のショッピングセンター、
京王線の駅ビルはユザワヤという手芸の専門品を扱うお店、
冬のイルミネーションはカーテンみたいに長く迫力ある装飾でした。

それが今年はこんな感じ。



なんだか、スカスカで寂しい。

背後の駅ビルもJRのアトレといい、京王のキラリナといい、
さらに言うとYAMADA LABIといい、みんなおとなしめ白系の色使いで、
のっぺらぼーに見えちゃう。

駅前だけでも「元気不足」を感じたんですが、
吉祥寺在住時代に、毎晩のように飲み歩いていたヨドバシ裏に言って唖然…。



なんですか?この「ちゃんとしたビル」は?
ヨドバシ裏は、かつて「近鉄裏」と呼ばれた、吉祥寺の夜の街。
酔っ払ったオジサンたちが、文字通り赤い顔に千鳥足で歩く街でした。

そういう街に、いきなりこういう整然としたビルが現れたことに違和感を感じました。
しかも、ビルは完成してるのに、丸ごと空き家状態…。
テナント募集はしてるみたいだけど、借り手が決まらないみたい。

街とビルがミスマッチ、借り手と街もミスマッチ。
そんな感じがしました。
同じビルが、東急裏にあればすぐに満室になったのかも。

吉祥寺は、整然としてない、何があるかわからないカオスな街だったからこそ、
個性的な街が連なる中央線沿線でも異彩を放ち、
都内からもたくさんの人がわざわざやってくる街になったんだと思います。

それが、駅前も路地も「ちゃんと」しちゃったら、求心力は落ちるよなー。
なんだか、「小さい立川」みたいな印象を受けました。

住みたいまちと言われ続けたが故の苦悩かもしれませんが、
もっとエネルギーを感じる街に戻って欲しい!
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