たまりば

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れさになる、ねない。


昨日、ちびっ子は保育園最後の日でした。
卒園式のときに園からもらってきた文集の中にあった、
我が子の書き込みがこちら。



■将来、何になりたい?
「れさになる」
(解説)
「レーサーになる」だそう。
ちなみに以前に本人に聞いたときは、
「京王線の運転手さん」か「宇宙飛行士」でした。
卒園式では「床屋さん」と発表してたな…。
きっとどれかは叶う!夢が多くていいじゃないか!

■保育園で一番の思い出は?
「ねない」
お泊まり保育や普段のお昼寝の時間に、
皆が寝ても、オレは寝なかったというのが一番だそうで…。


そしてこれが、父の日に作った作品だって。


絵を描いたり、工作したりが大好きなので、
将来は多摩を支える物作りの仕事してるかもなー。




  • 多摩市・永山ハウスでモノコト市


    多摩市の永山ハウスで開かれていたモノコト市に行ってきました。


    モノコト市は、多摩市にある木のおもちゃ屋チッタさんの呼び掛けで始まった、
    おもちゃ、雑貨、お菓子、食品などの販売とライヴを楽しむ地域のお祭り。
    「こころとからだ地域を育む」をテーマに開催されているそうです。
    http://www.geocities.jp/chitta_toy/ichi.html

    多摩市在住「夕焼けランプ」さんと演奏に合わせて、
    ステージ後方では、つながりまつりにも出てもらったパンチョ☆パンジャさんの
    ライブペイントが…一番上の写真では、うちのちびっ子が邪魔してる(笑)

    出来上がった作品はこちら。
    うんうん、音楽のイメージにもあってる!


    会場の永山ハウスは、若い世代、シニア世代、居住者皆が、
    支え合いながら暮らせるコミュニティマンションと呼ぶのが相応しそうな場。
    1階部分は、居住者や地域の人が使える店舗・イベントスペース。
    http://www.machisen.net/nagayama/

    そういえば、最近の多摩地区って、こういう地域の人が集える空間が増えてる気が。
    コミュニティカフェ、ギャラリー、コワーキングスペース。
    あちこちにある、こういう地域の「たまりば空間」を集めたコーナー、
    「たまりば」に作ったら、役立つかな?





  • 多摩の宝・高尾山に想いを寄せるキャンドルナイト


    今夜は、多摩地区が誇るミシュラン三つ星の山、高尾山のすぐ脇、
    裏高尾にあるツリーハウス「TREEDOM」にて、
    高尾山に思いを寄せるキャンドルナイトが開かれました。



    ツリーハウスって、見たことがないという方もいらっしゃると思いますが、
    木の上に小屋がくっついてるものだと思って下さい。
    裏高尾のツリーハウスは、6年くらい前に、
    僕も参加しているNGOケンジュウの会の仲間たちで造ったもので、
    特別なイベント時だけ開放しています。


    冬場は木の葉が枯れ落ちるので、離れた場所からでも姿を確認できます。



    一般的なキャンドルナイトは、普段明るい街中や室内で灯りを消してやりますが、
    山の中のキャンドルナイトは正反対。
    完全な真っ暗闇の中でほのかな灯りを愉しみます。


    こちらは、イベント主催者ケンジュウの会代表・坂田さん(右)。
    高尾山に想いを寄せる~というテーマに込められた思いを語ります。

    明日3月25日は、1000年以上の間、霊山として、殺生禁断の森として、
    守られ続けてきた高尾山にとって、忘れられない1日になります。

    圏央道「高尾山インターチェンジ」利用開始。
    今から28年前に、この地に高速道路を造る計画が立てられました。
    主な目的は、都心の渋滞緩和。

    高尾山は、東京都心から50キロも離れた場所に立っています。
    都心に用がない車両が迂回できるルートができたからといって、
    都心の渋滞が緩和するとは、とても思えない(都心に用がない車両は全体の数%)。

    それに、高尾山は都心部からも癒しを求めてたくさんの登山者が訪れる
    人気の観光地・パワースポット。
    1300種類の植物と、それに支えられた多種多様な昆虫たちが暮らす山。
    この山のお腹に穴を空けてまで造った高速道路が、明日開通します。

    山のお腹に穴を空けるとはどういうことか…
    高尾山のお腹には、複雑な水脈が流れ、
    多様な生態系を維持するための命の水が蓄えられてきました。
    ここに巨大な穴を空けちゃったら…命の水が流れ出し、
    修験道の修行でも使われている琵琶滝・蛇滝も枯れちゃうかもしれない。
    (既に隣にある八王子城の城山は滝が枯れました)

    子どもの頃から、この山に登り、親しんできた者として、
    便利さと引き換えに豊かな山の水や動植物が失われることだけは防ぎたい。
    万策尽くしてもトンネル工事を止めることはできなかったけど、
    まだ山は生きてるし、水は流れてる。
    今からできることって、なんだろ?

    山に長生きしてもらうために必要なこと、
    仮に何らかのダメージが出始めても、「再生」させるために必要なこと…。


    この子らの時代にも、高尾山を多摩の宝として引き継いでいくために必要なこと、
    そして、これから生まれ来る子たちに、多摩の宝を見せてやるために必要なこと…

    そんなことに思いを巡らすイベントでした。


    このツリーハウスから、高尾山を見つめることから始めるのも良いかも。
    たまりば、つながりまつり、ケンジュウ、
    どんな枠組みでかはわからないけど、
    僕はこれからも、ずっとずっと、この山と関わりながら生きていく。
    なんかイベント、お祭りやろう!
    高尾山のことを、これからも見つめ続けていく仲間を募るために。


    「また来るからね」。
    いつも山に行くと、そう声をかけて帰ってくる。

    特別な日の前だけど、今夜もいつもと同じように…。
    「また来るからね」。





  • 高尾山で植物の命を学ぶ


    3月20日、春分の日、晴れ。
    高尾山の裏側、日影沢林道に散歩に出掛けました。
    自宅から20分くらいのところに、大好きな山があるって幸せ♪
    それも、ミシュラン三つ星の山…贅沢だな。



    約1300種類もの多様な植物が自生する植生豊かな高尾山も、
    冬の間は枯れ木が目立ちます。

    今日、林道を歩いて感じたのは、倒木の多さ。
    毎年何度も歩いてるコースだけど、こんなに多いのは初めて。

    去年夏の台風15号の影響なのかな…。
    木自身の寿命もあるだろうし、もしかすると、
    この山のお腹に開けられた巨大な穴の影響もあるのかもしれない。

    精いっぱい生き抜いた木々の写真や、
    そこに芽生える小さな新しき命を写してきたので、
    春の訪れを感じながら、ちょこっとだけ山の声に耳をすませてみて下さい。
















  • 学校さぼってマギー・メイ(国立駅・バー)


    土曜日は、多摩コミュニティビジネスシンポジウムのため、
    一橋大学のある国立の街へ。

    中央線沿線では珍しい「ちゃんとした街」と僕は呼んでるんです。
    吉祥寺とも、三鷹とも、国分寺とも、立川とも、八王子とも違う、
    東急や小田急沿線をも思わせるような、エレガントな街。


    街路樹や時計、駐輪場すら絵になっちゃう。

    この街に、僕が昔から憧れてるバーがあるんです。
    TM NETWORKの面々も通ったというMAGGIE MAY

    学生時代に、TMファンの友達と「見学」に来たけど、
    あの頃の僕らには、敷居が高くて扉を開けることができなかった。

    そんな憧れのお店の前を10年ぶりに通りかかる。
    今でもここは、憧れのお店。
    扉を開けたいような、まだもったいないような…。
    5年先でも10年先でもいいから、ここは、ぜひ行きたい。
    ちゃんと心の準備をしてね。


    木根さんのアルバム「中央線」には、
    「国立マギー・メイ」という曲が収録されています。

    学校をさぼってマギー・メイ♪
    あなたに会いに行ったマギー・メイ♪
    ………………………………………………………

    ■国立マギー・メイ歌詞





  • 語り継ごう東日本大震災体験(八王子・新宿)



    2012年3月11日、八王子、曇りときどき晴れ。
    今日で、東日本大震災から1年が経過。
    余震の回数は少なくなってきたものの、
    近い将来、首都直下型の大地震が起きるとの予測に、
    どことなく緊張感を持って暮らす日々。

    東日本大震災で被害にあわれた皆さんに、
    慎んでお悔やみ、お見舞いを申し上げます。
    一日も早い復興をお祈り致します。



    2011年3月11日、曇りときどき晴れ、新宿。
    14時46分頃に宮城県沖で発生したM9.0の巨大地震の余波が、
    遠く離れた東京都心部へも到来。
    新宿では震度5強の長周期地震動を観測。
    超高層ビルでは10分以上も揺れが収まらなかったといいます。
    →新宿はビルが軋むほどの大地震。

    うちの会社周辺(新宿1丁目)でもビルは軋み、鉄道は軒並み運転取りやめ。
    行き場を失った人々が、帰宅難民となり街は大混乱。
    僕は新宿の職場から同僚たちと2時間歩き、
    ようやく拾えたタクシーに乗せてもらい、
    帰宅できたのは深夜1時。。。
    非常時には、無理をして帰宅せず、
    職場に留まるという決断も必要だと学びました。
    ただし、非常用の備蓄があるわけではないので、
    会社ではなく、近隣の避難施設が適切かも。


    2011年3月、計画停電実施。
    福島第一原発事故により電力不足に陥った東京電力管内では、
    時間帯を区切っての計画停電を実施。
    毎晩、翌日の計画停電の実施について防災無線での案内に耳を傾けました。
    電力消費が逼迫して起こる、大規模停電(ブラックアウト)の恐怖や、
    水や食料、乾電池、懐中電灯などの物資不足も社会問題化。
    このあたりの時期は、新居への引っ越しとも重なり、東京でさえパニック状態で、
    被災地への支援として、これといったことができなかったのが現実。
    当時住んでいた武蔵野市と姉妹都市の関係にあった岩手県遠野市に、
    思いを届けようと、寄せ書きを集めるプロジェクトを企画するのがやっとでした。
    →多摩で暮らす私たちから、ココロを届けるプロジェクト



    2011年、夏。
    一部の火力発電所を再稼働させるなどで電力供給量は増えたものの、
    真夏の電力需要を満たすには足りないという政府の試算で、
    企業を対象に異例の「電力使用制限令」が発動。
    駅や電車内、スーパー、コンビニなどで、照明が消えるなど、「節電の夏」に。
    我が家では、これまで電力を供給して下さっていた福島の皆さんへの感謝と、
    生活スタイルの見直しをするべくゴーヤのグリーンカーテンづくり。
    冷房の使用量を抑えるとともに、どっさり穫れたゴーヤのお裾分けで、
    ご近所の皆さんとの絆も深めることができました。


    そしてもう1つ、電力について大きな方向転換。
    2月に新築で購入した自宅の屋根に、太陽光パネル設置。
    初期投資はかかるものの、自分たちが使う電力は自宅で発電する暮らしへ。
    発電量が多い日は、我が家で発電した余剰電力で、もう1世帯分くらい賄えます。
    微力ながら、原子力発電に依存しないライフスタイルへの第一歩。

    たまりばとしては、4周年記念イベントの売上の一部を義援金として寄付しました。




    2012年2月19日、曇りときどき晴れ、八王子。
    多摩地区へ避難されている方々の交流会や水の支援を行う
    つながろう!八王子で!との共催で「つながりまつり」を開催。
    地域のたくさんの方々のご協力のおかげで、
    4万円近い支援金が集まりました。


    多摩で暮らす僕たちにできることの模索は、またまだ続きます。
    被災地の皆さんが以前と暮らしを取り戻せるまで、継続的な支援を。
    つながりまつり第二弾、第三弾もね。
    このイベントは、「つながり」をコンセプトに掲げて始まりました。
    想像していた以上に「つながり」のパワーを知ることができて良かった!


    さあ、今日からは震災発生から2年目。
    復興を加速だー!誰かがじゃなくて、僕たち一人一人がね!




  • 高尾山の麓の住宅軒先で「杜の市」


    高尾山の麓の町で、定期的にこんなお祭りが開かれてます。

    杜の市(もりのいち)。

    普通のお宅の軒先で、近所の住民がブースを出し合っての小さな祭り。
    でも、この活気はすごい!!

    手作りパンやコーヒー、Tシャツ、アクセサリーなとが売られている。
    並べられた商品を眺めてるのも楽しいけど、
    ここに集まった人たちとの文字通りの「井戸端会議」も楽しい。

    僕はもともと、この杜の市の出店者で居住者の方と一緒に、
    高尾山の自然を守ろうという環境NGOで活動していたので、
    当時からの仲間も集まっていたけど、
    先日のつながりまつりがきっかけで知り合った方々も何名かいらしてたし、
    さらにさらに、帰り際には一緒につながりまつりを立ち上げた、
    つながろ!八王子で!の佐藤さんまで登場。

    世間は狭いとはいうけど、58万人が暮らすこの広い八王子でまで、
    「せまい」と感じるようになるとは~。
    あ、この感覚は、吉祥寺に住んでた頃とも似てるなー。

    杜の市が開かれている町の中に、先月オープンしたばかりの
    蕎麦と雑穀料理の店「杜々」(とと)があります。
    http://blog.soba-toto.com/

    平屋を改築して造られた店内で、おいしいお蕎麦も頂いて来ました。


    食後に、杜々の女性が、お店の庭で紙芝居。

    すごい表現力のある方で、子どものみならず、大人も釘付けでした。

    僕たちが暮らす多摩地区には、こういうゆる~く人と人とが繋がり合う、
    独特の雰囲気があるように思います。
    歴史的なことを考えてみても、今は30市町村に分割されてる旧多摩郡は、
    ゆるやかなネットワークを築きながら、成長してきた地域。
    これからも、守っていきたい多摩の誇れる文化です。つながり。

    つながりまつり第2弾へのご期待も多いようなので、
    それに応えられる企画を思案…
    第1回のレポートもアップしてますので、
    ぜひこちらもご覧下さい。
    http://tsunagari.tamaliver.jp/