高尾山天狗トレイル2007後編

たまりば編集長こぐま(ジェイ・ライン株式会社 大熊雅樹)

2007年10月09日 01:02

はいはい、前回の続きで天狗トレイル。

途中からだと緊迫感が伝わりにくいので、
ハラハラしたい方は前回の分から読んで下さいね。


いざ当日。
受付開始とともに、次々に運び込まれる荷物。
リュック、リュック、リュック、ボストン、ポーチ、リュック。

あっという間に3段重ねの荷物の山ができ、
整理もままならないまま、10km先頭ランナーがゴール!

年々ランナーのレベルも上がっていて、
後続のランナーも次々にゴール。
ロクに休憩もとれないまま、
今度は荷物を引き取りに来るランナーの行列が。

黒いリュック、赤いリュック、黒いボストン…
荷物の山に向かってスタッフがダイブ!
戦場と貸した荷物ブースに援軍到着!
…かと思えば2人引き抜かれて…
なんとか最大6人体制で急場を凌ぎ、
ようやく皆に休憩をとってもらえたのは14時過ぎ。
僕が休憩をとれたのは15時半…。
9時〜15時半までの6時間半もの間、
荷物との格闘をしていたみたいです。

ようやく一息ついて座り込んだら、身体中がギシギシ。
バキッ、ポキッ、ムキッ。
腰なんか、もう真っ直ぐに戻らないんじゃ…ってくらいに、
ひん曲がってしまってました。

大変でしんどくて身体中が痛くなるけど、
それでも毎年、参加したいって思うのは、
この山が大好きで、いつまでもここにいたいって思うから。

多摩には、守らなくちゃいけない場所がたくさんあって、
トトロの原風景として話題になった淵の森や八国山、
雑木林が残る井の頭公園や国定公園でもある高尾山は、
その象徴的なもの。

その1つである高尾山が、泣いています。
人間たちによってお腹に大きな穴を開けられて、
高速道路を通されようとしているから。



今年も天狗トレイルを見守ってくれた
高尾山や周辺の山々、
そしてそこで暮らす全ての生き物に感謝。
ありがとー!!

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