高尾山天狗トレイル2007後編
はいはい、前回の続きで天狗トレイル。
途中からだと緊迫感が伝わりにくいので、
ハラハラしたい方は前回の分から読んで下さいね。
いざ当日。
受付開始とともに、次々に運び込まれる荷物。
リュック、リュック、リュック、ボストン、ポーチ、リュック。
あっという間に3段重ねの荷物の山ができ、
整理もままならないまま、10km先頭ランナーがゴール!
年々ランナーのレベルも上がっていて、
後続のランナーも次々にゴール。
ロクに休憩もとれないまま、
今度は荷物を引き取りに来るランナーの行列が。
黒いリュック、赤いリュック、黒いボストン…
荷物の山に向かってスタッフがダイブ!
戦場と貸した荷物ブースに援軍到着!
…かと思えば2人引き抜かれて…
なんとか最大6人体制で急場を凌ぎ、
ようやく皆に休憩をとってもらえたのは14時過ぎ。
僕が休憩をとれたのは15時半…。
9時〜15時半までの6時間半もの間、
荷物との格闘をしていたみたいです。
ようやく一息ついて座り込んだら、身体中がギシギシ。
バキッ、ポキッ、ムキッ。
腰なんか、もう真っ直ぐに戻らないんじゃ…ってくらいに、
ひん曲がってしまってました。
大変でしんどくて身体中が痛くなるけど、
それでも毎年、参加したいって思うのは、
この山が大好きで、いつまでもここにいたいって思うから。
多摩には、守らなくちゃいけない場所がたくさんあって、
トトロの原風景として話題になった淵の森や八国山、
雑木林が残る井の頭公園や国定公園でもある高尾山は、
その象徴的なもの。
その1つである高尾山が、泣いています。
人間たちによってお腹に大きな穴を開けられて、
高速道路を通されようとしているから。
今年も天狗トレイルを見守ってくれた
高尾山や周辺の山々、
そしてそこで暮らす全ての生き物に感謝。
ありがとー!!
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