2006年06月05日
ムササビの山

昨日は朝から高尾山に行ってきました。少し気温が低かったですが、それでも登山客がいっぱい!高尾山は599mという低山なのに、1600種類もの植物(←イギリス一国分とほぼ同じ)、100種類もの野鳥、4000種類の昆虫が生きているという、多様性が魅力の山です。ムササビやオオタカなど、都会では目にすることができない動物たちにも出会えます。
多摩で生まれ育ったこぐまにとっては、高尾山は最も身近な山のひとつ。都内だけでなく、首都圏一帯から学校の遠足コースとしても親しまれています。
ここが本当に東京!?と疑いたくなるほどのどかな高尾に、いま開発の波が。霊山として古くから敬われてきたこの山のお腹に、高速道路を通すためのトンネルを掘ろうなんていう計画があるんです。
これだけ多様な生態系に恵まれていて、国定公園にも指定されている高尾山に穴を空けるなんて。人間が便利な生活を手に入れるために、こんなに魅力的な山を犠牲にしていいのかな―?
山はただの土の固まりじゃありません。豊かな植物を育み、動物たちの営みを支える土壌を作るには、豊富な水が必要。山のお腹に穴なんて空けちゃったら、水脈が分断されちゃう。そうなれば、当然だけど川が枯れ、植物は朽ち果て、動物たちは棲みかを失います。すでに、その兆候はお隣の八王子城山で現れてきています。
都会の暮らしにくたびれた人たちにとっての、かけがえのない癒しスポットが、そんな「死の山」みたくなっちゃったら、それこそ一大事。
そんなことになって欲しくないから、こぐまはときどき高尾山に足を運んで、どうにかして山を守ることはできないかな?って、イベントに遊びに来てくれた人に呼び掛けたり、地元の方のお話を聞いたりしています。
ちなみに高尾山に穴を空けてまで通そうとしてるのは、「圏央道」と呼ばれている高速道路。千葉―茨城―埼玉―多摩―神奈川と、東京都心部から半径50キロも離れたエリアに環状線を描き、最後は横浜市内にまで達する計画だそうです。
確かに、埼玉の人が横浜に行くとか、その逆とかの場合には、今と比べて便利になりそうですね。だけどそれって、山と動植物、それもブナやムササビを殺してでも、どうしても作らないといけないものなのかな?
高尾山の豊かな自然を前に、改めて考えさせられました。
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Posted by たまりば編集長こぐま(ジェイ・ライン株式会社 大熊雅樹) at 09:16│Comments(0)
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